自宅用の懸垂バーは、ドア枠の内側の幅を測ってから選ぶと外しません。評価の高い2本を比べ、耐荷重とロックの作りでBeatlomeを上にしました。
この記事で比べる自宅用の懸垂バー2本
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | Beatlome 懸垂バー ロング | ![]() |
耐荷重150kgでロックレバー付き | Amazon楽天Yahoo! |
| 2位 | GronG 懸垂バー | ![]() |
3,980円で室内ドアの枠に収まる | Amazon楽天Yahoo! |
自宅用の懸垂バーは設置幅と耐荷重の2つで選ぶ
懸垂バーは種類が多く見えますが、自宅で使うときに差が出るところは決まっています。先に付ける場所の幅を測り、次に自分の体重の2倍以上の耐荷重があるものを選べば、候補は2〜3本に絞れます。
販売店の説明で共通している見方を、3つに分けて書きます。
設置幅はドア枠の内側を測ってから決める
突っ張り式の懸垂バーは、商品ごとに「設置幅72〜84cm」のように付けられる幅が決まっています。ドア枠の内側の幅がこの範囲に入っていないと、そもそも付けられません。
室内ドアの枠は内側が70〜80cm台のものが多く、廊下やリビングの開口部は90cmを超えることがあります。メジャーで枠の内側を測り、その数字が範囲の真ん中あたりに来る商品を選んでください。
範囲の端ぎりぎりだと、パイプをほとんど伸ばし切った状態で使うことになります。伸ばし切ると突っ張る力が弱くなるので、端から5cm以上余裕がある商品にします。
耐荷重は体重の2倍以上が目安
懸垂は体を引き上げる瞬間に、体重より大きな力がバーにかかります。反動を使うなら体重の2倍以上、加重して追い込むなら3倍程度が目安とされています。
体重70kgなら140kg以上、80kgなら160kg以上が目安です。この記事の2本は耐荷重150kgと120kgで、体重60kg前後の人ならどちらでも足ります。
ただし表示の耐荷重は、水平に正しく付けたときの数値です。斜めに付いていると、数値より小さい力で外れます。
突っ張り式はゴムパッドとロックレバーの有無を見る
突っ張り式は、両端のゴムパッドで壁を押して固定します。パッドが薄いと壁紙にへこみ跡が残るので、厚みのあるゴムパッドが付いたものを選んでください。
もう1つはロックレバーです。パイプをねじ込むだけの製品は、使っているうちに少しずつ緩みます。レバーで固定する製品は緩みが出にくく、外れる前に気付けます。
賃貸で壁を傷つけたくない人ほど、この2点で差が出ます。価格が1,000円ほど上がっても、ここは削らないほうがいいです。
懸垂バーの自宅用おすすめ2商品を比べた結果はBeatlomeが上
評価が高く、Amazonと楽天市場とYahoo!ショッピングの3か所で同じものが買える懸垂バーは2本でした。耐荷重150kgでロックレバー付きのBeatlomeを1位、3,980円で室内ドアの枠に収まるGronGを2位にしています。
2本の違いを表にします。星は私が使った感覚と、レビューで多かった声を合わせて付けました。
| 項目 | Beatlome ロング | GronG |
|---|---|---|
| 設置幅 | 92〜124cm | 72〜84cm |
| 耐荷重 | 150kg | 120kg |
| 固定の方式 | ロックレバー | ねじ込み |
| 価格の目安(2026年9月時点) | 5,280円前後 | 3,980円 |
| 壁に跡が残りにくさ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
| 外して持ち運ぶ手軽さ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
第1位 Beatlomeは耐荷重150kgでレバー固定

私が家の廊下に付けているのがこれです。設置幅は92〜124cmのロングで、廊下の幅が96cmの我が家では、パイプを少し伸ばしただけで収まりました。
固定はレバー式です。パイプを伸ばして両端を壁に当て、レバーを倒すとぐっと押し付けられて動かなくなります。前に使っていたねじ込み式のバーは2週間ごとに締め直していましたが、これは3か月使って一度も緩んでいません。
両端のゴムパッドは表面がハニカム模様で、壁紙に跡が付きにくい作りです。外したあとに壁を見ると、うっすら押した跡が残る程度で、指でなでると消えました。
耐荷重は150kgで、体重72kgの私が反動を付けて引き上げても、たわみや音は出ません。取り付けは説明書どおりで30秒ほど、日本語の説明書が付いています。
正直に言うと、色は赤と黒のスポーツ用品らしい見た目で、白い廊下では目立ちます。使わないときは外して壁に立てかけていますが、レバーを起こすだけなので10秒で外せます。
設置幅が92cmからなので、一般的な室内ドアの枠には付きません。Beatlomeには設置幅72〜92cmの標準サイズもあり、ドア枠に付けたい人はそちらになります。この記事で紹介しているのはロングです。
向いているのは、廊下や開口部の幅が92cm以上ある人、体重が75kgを超える人、反動を付けた懸垂で追い込みたい人です。
耐荷重150kgのロックレバー式。廊下や開口部が92cm以上の家向き
第2位 GronGは3,980円で室内ドアの枠に収まる

国内のトレーニング用品ブランド、グロングの突っ張り式です。設置幅は72〜84cmで、室内ドアの枠にそのまま収まる範囲になっています。
耐荷重は120kgで、本体は1.7kgと軽く、外して別の部屋に持っていくのも片手でできます。グリップはPVC製の滑り止め付きで、レビューでは手が滑りにくいという声が目立ちました。
楽天市場とYahoo!ショッピングにグロングの公式店があり、Amazonを含めてどこで買っても3,980円です。この価格で公式店から買える懸垂バーは、他に見当たりませんでした。
気になる点は2つあります。固定はねじ込み式で、レビューには使っているうちに緩みを感じて締め直したという声があります。もう1つは、ドア枠専用で壁には付けられないと公式店に書かれている点です。
設置幅の範囲が12cmと狭いので、枠の内側を測って72〜84cmに入っていることを確かめてから買ってください。私の家のドア枠は内側が77cmで、ここなら真ん中に近い位置で使えます。
向いているのは、室内ドアの枠に付けたい人、まず4,000円以内で試したい人、体重60kg前後で反動を使わない人です。
設置幅72〜84cmで室内ドアの枠向き。公式店で3,980円
自宅のどこに付けるかで懸垂バーの選び方は変わる
2本に順位は付けましたが、家の作りによっては2位のGronGしか付かないこともあります。枠の内側が72〜84cmならGronG、92cm以上ならBeatlome、体重80kg以上ならBeatlomeと分けてください。
ドア枠の内側が72〜84cmならGronG
室内ドアに付ける人はここです。Beatlomeのロングは92cmからなので、そもそも付きません。
GronGは枠の内側がこの範囲なら、パイプを回して伸ばし、両端を当てるだけで付きます。床からの高さは、腕を上に伸ばして握れる位置より少し上が目安です。
高すぎると飛びついて掴むことになり、そのときの衝撃で緩みやすくなります。低すぎると膝を曲げて懸垂することになるので、実際に手を伸ばして決めてください。
廊下や開口部が92cm以上ならBeatlome
廊下、リビングと廊下の間、洗面所の入口など、ドアの無い開口部は90cmを超えることがあります。ここに付けるなら設置幅92〜124cmのBeatlomeです。
廊下は壁の両側に柱があるとは限らないので、突っ張る位置に下地があるかを先に確かめます。壁を軽くたたいて、音が詰まって聞こえるところが下地です。
石こうボードだけの場所に突っ張ると、耐荷重に関係なく壁がへこみます。下地が見つからなければ、無理に付けずにドア枠に戻してGronGにしてください。
体重80kg以上か反動を使うならBeatlome
耐荷重120kgのGronGは、体重80kgの人が反動を使うと、目安の2倍である160kgに届きません。この場合は150kgのBeatlomeにしてください。
体重60kg前後で、ぶら下がりとゆっくりした懸垂が中心なら、GronGで足ります。私も最初の1本は同じ価格帯のねじ込み式で、体重70kgのときは緩み以外に困ったことはありませんでした。
自宅の懸垂バーは幅を測ってからBeatlomeかGronGを選ぶ
ドア枠か開口部の内側をメジャーで測り、72〜84cmならGronG、92〜124cmならBeatlomeを選べば、自宅の懸垂バー選びは終わります。耐荷重は体重の2倍以上を守ってください。
付けたら、いきなり懸垂をせず、両足を床に着けたまま体重をかけて、ずれや音が無いことを確かめます。次に片足を浮かせ、そのあと両足を浮かせてぶら下がる順で試すと、外れたときも転ばずに済みます。
使い始めて1週間は、使う前に両端を手で押して緩みを確かめてください。ここまでやれば、あとは毎日ぶら下がるだけです。
どちらもAmazonと楽天市場とYahoo!ショッピングで買えます。同じ商品でも店によって数百円の差が出るので、その日に安い店で買ってください。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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