ヨガマットが汗くさい。表面がベタついて、手がすべる。
そんなときはお風呂場でシャワーを使って丸洗いしたくなりますよね。ただ、マットの素材によっては水を吸って重くなったり、表面がはがれたりします。
シャワーで洗えるヨガマットの見分け方と、洗い方、乾かし方を順番に紹介します。
ヨガマットをシャワーで洗えるかは素材で決まる
PVCとTPEのヨガマットはシャワーで洗えますが、天然ゴムやPU、コルクのマットは拭き掃除にするのが安全です。
まずはマットのタグや取扱説明書で素材を確かめてください。分からないときは、買ったお店の商品ページに書いてあることが多いです。
| 素材 | シャワーで丸洗い | おすすめの手入れ |
|---|---|---|
| PVC(塩化ビニル) | できる | シャワーで流してスポンジで洗う |
| TPE | できる | 短いつけ置きとシャワーのすすぎ |
| 天然ゴム | メーカーによって違う | 固くしぼった布で拭く |
| PU(ポリウレタン) | 向かない | 練習後に湿らせたタオルで拭く |
天然ゴムのマットは水を吸うと重くなり、乾くまでに時間がかかります。PUのマットは水につけると表面のグリップが落ちやすいです。コルクのマットも、水につけるとゴムの台からはがれることがあるので、丸洗いはやめておきましょう。
取扱説明書に「水洗い不可」とあれば、それがいちばん確かな答えです。表示どおりにお手入れしてください。
シャワーで洗えるヨガマットの洗い方5ステップ
ぬるま湯に中性洗剤を少し溶かして15〜20分つけ、シャワーで泡が出なくなるまですすぐのが基本の洗い方です。
お風呂場の浴槽を使うと、マットを広げたまま洗えます。浴槽に入らない長さなら、洗い場の床に広げてシャワーをかけながら洗っても大丈夫です。
ステップ1 浴槽にぬるま湯を5cmほどためる
お湯はぬるま湯にします。熱いお湯は、マットの素材や貼り合わせた部分を傷めることがあります。
深さは5cmほどで十分です。マットが平らに沈めば問題ありません。
ステップ2 食器用の中性洗剤を小さじ1杯入れる
洗剤は色や香りの少ない食器用の中性洗剤がおすすめです。量は浴槽いっぱいでも小さじ1杯くらいにします。
入れすぎると、すすいでも洗剤が残りやすくなります。泡立てないよう、手で軽くかき混ぜて溶かしましょう。
ステップ3 ヨガマットを15〜20分つけ置きする
マットを広げて沈め、上から軽く押してお湯をなじませます。時間は15〜20分が目安で、汚れがひどいときでも30分までにしておきます。
そのあと、柔らかいスポンジやマイクロファイバーのクロスで、手と足がよく当たるところを中心にやさしくこすります。かたいブラシやたわしは表面を傷めるので使いません。
ステップ4 シャワーで泡が出なくなるまですすぐ
ここがヨガマットの洗い方でいちばん大事なところです。浴槽のお湯を抜いてから、シャワーの水で表と裏の両方をすすぎます。
流れる水が透明になり、さわってもぬるぬるしなくなったらOKです。洗剤が残ると、乾いたあとにマットがすべりやすくなります。
ステップ5 タオルで巻いて上から踏んで水を切る
マットは絞らないでください。ねじると中の構造が傷みます。
大きめのバスタオルの上にマットを置き、タオルごとくるくる巻きます。上から体重をかけて踏むと、タオルが水を吸ってくれます。
シャワーで洗えないヨガマットは拭き掃除で手入れする
天然ゴムやPUのヨガマットは、薄めた洗剤で拭いてから水拭きする方法で十分きれいになります。
天然ゴムのヨガマットは固くしぼった布で拭く
スプレーボトルにぬるま湯を入れ、中性洗剤を2〜3滴たらします。マットに軽く吹きかけて、柔らかい布で円を描くように拭きましょう。
最後に水で湿らせた別の布で洗剤を拭き取り、裏面も水拭きします。天然ゴムは日光に弱いので、乾かすのは日陰にしてください。
PUのヨガマットは練習のたびにさっと拭く
PUのマットは水につけないのが基本です。練習が終わったら、湿らせたタオルで表面の汗を拭き取ります。
精油を直接たらすと、表面のグリップが落ちることがあります。においが気になるときは、マット用に作られたクリーナーを使うと安心です。
コルクのヨガマットは水をかけすぎない
コルクのマットは、湿らせた布で拭くだけにします。水を多くかけると、下のゴムの台からはがれることがあります。
天然ゴムやPUのマットで、丸洗いせずににおいを取りたいなら、ヨガマット用のクリーナーを吹きかけて拭くのがおすすめです。
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ヨガマットを洗ったあとは日陰で24〜48時間かけて乾かす
洗ったヨガマットは、直射日光の当たらない風通しのいい場所で、中まで乾くのを待ってから巻きます。
厚さ5〜6mmのマットだと、中まで乾くのに24〜48時間かかることがあります。表面が乾いて見えても、中に水が残っていることが多いです。
- 浴室の物干し竿や椅子の背もたれに、たるまないように掛ける
- 洗濯ばさみは跡が残るので使わない
- 扇風機の風を当てると早く乾く
- 角を強くにぎって、湿り気がないか確かめてから巻く
湿ったまま巻くと、においやカビの原因になります。夜に洗って翌日の朝に使いたいときは、乾くのが間に合わないこともあるので、時間に余裕のある日に洗いましょう。
ヨガマットの洗い方でやりがちな失敗6つ
熱いお湯、洗濯機、絞る、強い洗剤、洗剤の入れすぎ、日なた干しの6つは、マットを傷める原因になります。
| やりがちなこと | 起きること | こうする |
|---|---|---|
| 熱いお湯で洗う | 素材や貼り合わせが傷む | ぬるま湯にする |
| 洗濯機に入れる | ふちが傷む、形がくずれる | お風呂場で手洗いする |
| ねじって絞る | 中の構造が傷む | タオルで巻いて踏む |
| 漂白剤や住まい用の洗剤 | グリップが落ちる | 食器用の中性洗剤にする |
| 洗剤をたくさん入れる | 乾いたあとすべる | 小さじ1杯までにする |
| 日なたに干す | ひび割れや色あせ | 日陰で干す |
洗ったあとにマットがすべるときは、洗剤が残っているか、乾ききっていないことがほとんどです。もう一度シャワーで水だけですすぎ、しっかり乾かしてみてください。
保湿成分の入ったボディソープや、香りの強い洗剤もすべる原因になります。洗い方を変えるなら、まず洗剤を見直すのがおすすめです。
ヨガマットをシャワーで洗う回数は2〜4か月に1回で十分
ふだんは練習後に拭くだけにして、シャワーでの丸洗いは2〜4か月に1回くらいにしておくとマットが長持ちします。
- 練習のあと毎回 湿らせた布で拭いて、乾いてから巻く
- 2週間に1回 薄めた中性洗剤で拭いてから水拭き
- 2〜4か月に1回 シャワーで丸洗い(洗える素材だけ)
ホットヨガのように汗をたくさんかく人は、月に1回くらい洗ってもかまいません。マットの上にヨガタオルを敷くと、汗が直接つきにくくなり、洗う回数を減らせます。
練習の前に手と足を洗っておくのも、汚れをためないやり方です。
洗ってもすべるヨガマットは買い替えを考える
次のどれかに当てはまったら、洗い方より、マットそのものが古くなっていることが多いです。
- 丸洗いしてもグリップが戻らない
- 手と足を置くところだけ表面がすり減っている
- 表面がポロポロとはがれてくる
- 洗ってもにおいが取れない
買い替えるときは、取扱説明書にお手入れ方法が書いてあるマットを選ぶと、次に洗うときに迷いません。家で使う6mmくらいの厚さなら、ひざをついても痛くなりにくいです。
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ヨガマットのシャワー洗いは素材を見てから始める
洗う前に素材を確かめ、PVCかTPEならシャワーで丸洗い、それ以外は拭き掃除にする。これだけ守ればマットを傷めずにきれいにできます。
洗ったあとは日陰で中までしっかり乾かしてから巻きましょう。ふだんは練習後にさっと拭く習慣をつけておくと、丸洗いの回数も少なくて済みます。
自分でいくつか使ってみたり、口コミや取材をして総合評価で書いています。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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