RDXのパワーベルトを買ってみたものの、どこに巻いてどれくらい締めればいいのか分からない。
そういうときにずれやすいのは、巻く高さと締める強さの2つです。
巻く高さはへそ、締め具合は指1本から2本が入るくらいを目安にすると、RDXのパワーベルトはぐっと付けやすくなります。
RDXのパワーベルトはへその高さに水平に巻く
パワーベルトを巻く位置は、腰の骨(骨盤のいちばん上)より上で、いちばん下のあばら骨より下です。
まずはベルトの真ん中がへそに重なる高さで、床と水平になるように巻きます。
高すぎるとあばら骨に当たって息が深く吸えません。
低すぎると腰の骨にベルトが乗ってしまい、しゃがんだときに骨に当たって痛くなります。
スクワットはへその高さでそのまま巻く
スクワットは、へそを真ん中にした標準の位置で大丈夫です。
深くしゃがむと、ベルトの下の端が太ももの付け根に当たることがあります。
当たって痛いときは、ベルトを2cmから3cmほど上にずらしてみてください。
デッドリフトはスクワットより少し高めに巻く
デッドリフトは、床のバーを持つときに上半身を前に倒します。
ベルトがへそより低いと、前に倒したときに太ももに当たって構えにくくなるので、スクワットより少し高めに巻きましょう。
ただし、あばら骨に当たるところまでは上げません。
2.5cmくらいずつ上下させて、構えたときに当たらない高さを探すのがおすすめです。
RDXのパワーベルトの締め具合は指1本から2本が入るくらい
パワーベルトはきつく締めるほどいい、と思われがちですが、締めすぎると逆に力が入りにくくなります。
お腹の力を抜いた状態で、ベルトとお腹の間に指が1本から2本入るくらいが目安です。
ベルトは、息を吸ってふくらんだお腹を受け止めるために巻きます。
最初からぎゅうぎゅうに締めると、お腹をふくらませる余地が無くなり、ベルトを押し返せません。
| 締め具合 | 指の入り方 | 起きやすいこと |
|---|---|---|
| ゆるすぎる | 指が3本以上入る | お腹をふくらませてもベルトに当たらない |
| ちょうどいい | 指が1本から2本入る | 息を吸うとお腹がベルトを押す |
| きつすぎる | 指が入らない | 息が深く吸えない |
セットの間も外したくないくらい楽なら、たいていゆるすぎます。
反対に、巻いた瞬間に息苦しいなら締めすぎです。
留め具の種類で変わるRDXパワーベルトの付け方
RDXのパワーベルトは、留め具の形で付け方が変わります。
ピンを穴に通すバックル式、レバーで留めるレバーアクション式、面ファスナーとバックルで留めるオートロック式の3つに分けて覚えておくと迷いません。
ピンを穴に通すバックル式のパワーベルトの付け方
革のパワーベルトの多くは、2本のピンを穴に通して留めるバックル式です。
- ベルトの太い面が背中側に来るように、へその高さで体に回す
- 先の部分をバックルの枠に通して、手前に強く引く
- 指が1本から2本入る位置の穴に、2本のピンを差しこむ
- 余った先をベルト通しに入れる
革のベルトは、使い始めは固くて引っぱりにくいです。
最初の数回は、1つゆるい穴で留めても構いません。
使っているうちに体の形に合ってきて、締めやすくなります。
レバーアクション式は最初にレバーの位置を決める
レバーアクション式は、レバーを倒すだけで一気に締められるパワーベルトです。
毎回の付け外しは楽ですが、締める強さはレバーを取り付けた穴の位置で決まるので、最初の位置決めが大事です。
- レバーを開いた状態で、ベルトをへその高さに回す
- レバーのフックを、ちょうどいい締め具合になる穴に掛けて倒してみる
- きつすぎる、ゆるすぎるときは、ドライバーでレバーのネジを外して穴の位置を変える
- 位置が決まったら、次からはレバーを倒すだけで同じ強さで締まる
1回位置を決めたら、トレーニングのたびに締め具合が変わらないのがこのタイプのいいところです。
体重が増えたり減ったりしたときは、レバーの位置を付け直す必要があります。
オートロック式のナイロンベルトは面ファスナーで締め具合を決める
ナイロンのパワーベルトは、バックルに先を通して折り返し、面ファスナーで留める形です。
- ベルトをへその高さに回し、先をバックルに通す
- 先を手前に引いて締め、折り返して面ファスナーを貼る
- 指が1本から2本入るか確かめて、ゆるければ貼り直す
- バックルがロックされているか、手で引っぱって確かめる
ナイロンのベルトは革より軽くて柔らかく、巻いたまま歩いたり、マシンの種目に移ったりしやすいです。
面ファスナーにほこりや糸くずがたまると留まりが弱くなるので、ときどき取り除いておきましょう。
パワーベルトを付けたら息を吸ってお腹を360度ふくらませる
パワーベルトは巻くだけでは腰を支えてくれません。
息をお腹に吸いこんで、お腹の前だけでなく横と背中側もベルトに向かって押し広げることで、体の幹が安定します。
- バーを担ぐ前に、鼻から息をお腹に向かって大きく吸う
- お腹の前と横と腰の後ろを、ベルトに向かって押し広げる
- お腹がベルトを押している状態のまま、しゃがむ、または引く
- 立ち上がってから息を吐き、次の回の前にもう一度吸う
お腹の前だけをふくらませる人が多いですが、それだとベルトの前側にしか当たりません。
脇腹と腰の後ろもベルトに当てるつもりで力を入れると、ベルトがぐるりと押される感じが分かります。
パワーベルトはセットの間に緩めて重い種目だけで使う
パワーベルトは、付けっぱなしにするものではありません。
セットが終わったらすぐに緩めて、息を整えてから次のセットの前に締め直しましょう。
締めたまま休むと、息が深く吸えず、セットの間に呼吸が戻りにくくなります。
ベルトを使うのは、スクワットやデッドリフトのような重い重さを扱う種目が中心です。
軽い重さのアップや、腕や肩の補助種目では外しておいて構いません。
RDXのパワーベルトのサイズはへその高さのお腹まわりで測る
パワーベルトのサイズは、ズボンのウエストではなく、ベルトを巻くへその高さのお腹まわりで測ります。
ズボンのサイズで選ぶと、へその高さでは長さが足りないことがあるので、メジャーで実際に測ってから選びましょう。
RDXの革のパワーベルトでは、サイズ表が次のようになっているものがあります。
| サイズ | お腹まわり |
|---|---|
| M | 62cmから74cm |
| L | 75cmから84cm |
| XL | 85cmから97cm |
| XXL | 98cmから110cm |
サイズ表はベルトの種類ごとに違うので、買うベルトの商品ページで確かめてください。
測った数字がサイズの境目にあるときは、トレーニングウェアの厚みを考えて大きいほうにしておくと締めやすいです。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
X(旧Twitter)




