フルマラソンの30km過ぎで脚が残っているかどうかは、はくタイツでも変わります。
マラソン向けのコンプレッションタイツを7本、目的別に紹介します。
この記事で紹介するマラソン向けコンプレッションタイツ7選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | CW-X ジェネレーターモデル2.0 HZO699 | ![]() |
股関節から足首まで支える | Amazon楽天Yahoo! |
| 2位 | 2XU MCSランコンプレッションタイツ | ![]() |
ポケット3つで手ぶらで走れる | Amazon楽天Yahoo! |
| 3位 | SKINS SERIES-3 メンズロングタイツ | ![]() |
部位ごとに圧を変えた作り | Amazon楽天Yahoo! |
| 4位 | C3fit コンプレッションロングタイツ GC04351 | ![]() |
足首がいちばん強い段階着圧 | Amazon楽天Yahoo! |
| 5位 | アシックス MMSスタビリティタイツ 2011D008 | ![]() |
腰と膝のベルトでブレを抑える | Amazon楽天Yahoo! |
| 6位 | アシックス ENERGY SAVINGロングタイツ | ![]() |
膝に沿ったV字の支え | Amazon楽天Yahoo! |
| 7位 | ミズノ バイオギアタイツ ロング | ![]() |
3千円台で練習用に買える | Amazon楽天Yahoo! |
マラソン用コンプレッションタイツと普通のタイツの違い
コンプレッションタイツは脚に圧をかけて筋肉の揺れを抑えるタイツで、ただ脚を覆うだけのランニングタイツとは目的が違います。
走っているあいだ、着地のたびに太ももやふくらはぎの筋肉は上下に揺れています。
この揺れを圧で小さくすると、後半まで脚に余力を残しやすくなります。
フルマラソンのように3時間から6時間走り続けるレースでは、この差が30km以降にはっきり出ます。
普通のランニングタイツは寒さよけや日焼け防止が主な役目なので、脚の疲れを減らしたいならコンプレッションタイツを選ぶのがおすすめです。
マラソンのコンプレッションタイツは着圧と支える範囲で選ぶ
着圧の強さだけ、サポートの範囲だけで選ぶと、脚に合わないマラソンタイツを買いやすくなります。
着圧が強くても、膝まわりを支える作りが無ければ膝の痛みには効きません。
反対に、股関節から足首まで支える作りでも、着圧が弱すぎると後半の脚の揺れは抑えきれません。
自分の脚のどこが先に疲れるかを思い出してから、2つの組み合わせで見ると選びやすくなります。
自分でいくつか使ってみたり、口コミや取材をして総合評価で書いています。
マラソン向けコンプレッションタイツの選び方
【サイズ】コンプレッションタイツは身長とウエストの両方で合わせる
メンズのコンプレッションタイツは、身長とウエストの両方がサイズ表の範囲に入るものを選びます。
身長だけで合わせると、ウエストがゆるくて走っているうちにずり落ちてきます。
ウエストだけで合わせると、丈が足りずに膝のサポート位置がずれます。
2つのサイズがまたがるときは、着圧を強く感じたい人は小さいほう、締め付けが苦手な人は大きいほうにするのがおすすめです。
【丈】フルマラソンならロング丈のコンプレッションタイツが安心
フルマラソンに出るなら、ふくらはぎまで圧がかかるロング丈を選んでおけば間違いありません。
ハーフ丈は太ももしか支えないので、30km過ぎにふくらはぎがつりやすい人には足りません。
10km以下のレースや夏のジョギングなら、ハーフ丈でも十分です。
【サポート】膝が不安なマラソンランナーはテーピング構造入りを選ぶ
膝の外側や内側が痛くなったことがある人は、膝のまわりに支えのラインが入ったタイツがおすすめです。
膝のお皿を囲むように硬めの生地を重ねたタイツは、着地のときに膝が内側へ入るのを抑えます。
ただし、支えのラインが多いタイツほど脚を曲げたときの突っ張りも強くなります。
レースで初めてはくのではなく、20km走で一度試しておくと当日あわてずに済みます。
【着圧】足首から上へ弱くなる段階着圧のタイツがおすすめ
足首がいちばん強く、太ももへ向かって圧が弱くなる段階着圧のタイツは、長く走っても脚がむくみにくくなります。
全体が同じ強さで締まるタイツは、レース後半に脚がむくむと太もも側がきつく感じやすいです。
商品ページに「段階着圧」や「グラデーション着圧」と書かれているかを見ておきます。
【機能】早朝や夜に走るなら反射材とポケット付きのタイツが便利
暗い時間に練習する人は、反射材とポケットが付いたコンプレッションタイツを選ぶと持ち物が減ります。
車のライトに反射するロゴが付いていると、ドライバーから気づかれやすくなります。
スマホや鍵を入れるポケットがあれば、ランニングポーチを付けなくても走りに出られます。
マラソン用コンプレッションタイツの人気メーカー
CW-X 膝と股関節の支えに強いワコールのタイツ
下着メーカーのワコールが作るスポーツタイツで、テーピングの考え方を生地の重ね方に取り入れています。
膝や股関節を支えるタイツを探しているなら、まず候補に入れておきたいメーカーです。
2XU 着圧の強さで選ばれるオーストラリアのメーカー
トライアスロンの選手向けに作られたメーカーで、締め付けの強いモデルが多めです。
しっかりした着圧がほしいマラソンランナーに向いています。
SKINS 部位ごとに着圧を変えるコンプレッションの老舗
脚を細かいパネルに分けて、ふくらはぎと太ももで圧を変えているのが特徴のメーカーです。
レース後の移動や立ち仕事で使う人もいます。
C3fit 段階着圧にこだわる日本のメーカー
ゴールドウインのブランドで、足首から太ももへ圧を弱くしていく作りを長く続けています。
脚のむくみを抑えたい人におすすめのメーカーです。
アシックス 日本人の脚に合わせたランニングタイツ
ランニングシューズで知られるアシックスは、膝や腰の安定に向けたタイツを1万円前後で出しています。
国内メーカーなのでサイズ表が分かりやすく、店頭で試着しやすいのも助かります。
マラソン向けコンプレッションタイツのおすすめ人気ランキング
第1位 CW-X ジェネレーターモデル2.0 下半身全体を支える

フルマラソンで後半まで脚を残したい人には、このジェネレーターモデル2.0がいちばんおすすめです。
股関節から太もも、膝、ふくらはぎまでを支えるラインが入っていて、脚のどこか1か所ではなく下半身全体を押さえる作りです。
私はこのタイツでフルマラソンを2回走りました。
それまではハーフ丈のタイツで走っていて、35km付近でふくらはぎがつって歩いたことがあります。
ジェネレーターモデル2.0に替えてからの2回は、どちらも最後まで歩かずにゴールできました。
はいてすぐに分かるのは、膝のお皿のまわりを下から押さえる締まり方です。
下り坂で膝がぐらつく感じが減り、ゴール後の階段も手すりを使わずに下りられました。
生地は8方向に伸びるので、締め付けのわりに脚を上げるときの突っ張りは少なめです。
UVカット率は90%以上で、ウエストにはひもとコインを入れる小さなポケットも付いています。
正直に言うと、Amazonで1万5千円台という値段は最初かなり迷いました。
それでも2年使って生地のへたりは目立たず、レースの数で割ると高い買い物ではなかったと思っています。
気になる点は、脱ぐときに汗で生地が脚に張り付いて時間がかかることです。
レース後の着替えは、座れる場所を確保してからにしたほうが楽です。
反対に、サイズを小さめにすると脱ぎにくいという声もありました。
膝と股関節を一度に支えたいマラソンランナーにおすすめのコンプレッションタイツです。
CW-X スポーツタイツ ジェネレーターモデル2.0 HZO699 メンズ
下半身全体を支えるフルマラソン向けタイツ
第2位 2XU MCSランコンプレッションタイツ 強めの着圧

しっかり締まる着圧と、スマホが入るポケットの両方がほしいマラソンランナーに向いたタイツです。
筋肉の形に合わせて生地の圧を変える作りで、太もも、膝、ふくらはぎを一度に押さえます。
私は夜の練習用に使っていて、腰まわりのポケットにスマホと鍵を入れて10kmほど走っています。
正直、ポケットが3つも必要かなと最初は思っていましたが、補給用のジェルを入れるのに1つ使うので今はちょうどいい数です。
走っていてもスマホが上下に揺れず、ポーチを付けていた頃より腰まわりがすっきりしました。
反射するロゴが付いているので、街灯の少ない道でも車から見えやすくなっています。
気になる点は、着圧がかなり強いことです。
はくのに1分以上かかり、締め付けが苦手な人には合わないと思います。
値段はAmazonで1万6千円台と、今回の中ではいちばん高い価格帯です。
暗い時間に走る練習が多い人におすすめのコンプレッションタイツです。
2XU MCSランコンプレッションタイツ メンズ MA5305B
ポケット3つと反射ロゴ付きのマラソン用タイツ
第3位 SKINS SERIES-3 部位ごとに圧を変えるタイツ

ふくらはぎと太ももで圧を変えているので、脚全体を同じ強さで締めるタイツが苦手な人におすすめです。
脚を8枚から10枚のパネルに分けて縫っていて、部位ごとに締め付けの強さが違います。
口コミでは、走っているときより走り終わったあとの脚の軽さを挙げる声が多く見られました。
レース後の電車や新幹線での移動中にはいたままにしている人もいます。
サイズは48(L)のように数字で表されているので、買う前にメーカーのサイズ表で身長とウエストを確かめておきます。
ポケットは付いていないので、補給食や鍵はポーチで持つことになります。
Amazonで1万円台なので、上位2本より5千円ほど安く買えるマラソン向けタイツです。
部位ごとに圧を変えたロング丈タイツ
第4位 C3fit 足首から段階着圧のマラソン向けタイツ

足首がいちばん強く、太ももへ向かって弱くなる段階着圧なので、長い距離で脚がむくみやすい人におすすめです。
膝を支えるラインは入っていないシンプルな作りで、そのぶん脚を曲げたときの突っ張りが少なめです。
レビューでは、締め付けのわりにはきやすいという声と、長時間はいていても疲れにくいという声が目立ちました。
UVカットにも対応していて、マラソンのほかトレイルランや山歩きで使う人もいます。
膝の痛みがある人には支えが物足りないので、その場合は第1位か第5位のほうが合います。
Amazonで1万円台、楽天やYahoo!ショッピングでも1万1千円台から買えるコンプレッションタイツです。
C3fit コンプレッションロングタイツ メンズ GC04351
足首から段階的に弱まる着圧のロングタイツ
膝のブレが気になるランナーにおすすめのマラソン用タイツ
第5位 アシックス MMSタイツ 腰と膝のベルトで姿勢を保つ

後半になると腰が落ちて膝が内側に入る人には、腰と膝にベルトが入ったこのタイツがおすすめです。
腰まわりにラバーのベルトがあり、膝の上にはV字のベルトが入っています。
この2か所で骨盤と膝の位置を保ち、疲れてきたときの走りの崩れを抑える作りです。
口コミでは、初めてのフルマラソンで最後まで走りのフォームが崩れにくかったという声がありました。
ポケットは無く、ラバーベルトのぶん生地が重なるので、夏のレースでは少し暑く感じるかもしれません。
Amazonで9千円台と、膝を支えるタイツの中では手を出しやすい価格のマラソンタイツです。
アシックス モーションマッスルサポートスタビリティタイツ 2011D008 メンズ
腰と膝のベルトで後半のフォームを保つタイツ
第6位 アシックス ENERGY SAVING 長距離向けタイツ

膝の動きに沿ったV字の支えと縫い目の無い着圧で、長い距離を走る人におすすめのタイツです。
お尻の横の筋肉から太もも、膝、ふくらはぎまでを支える作りです。
縫い目の少ない生地なので、30km以上走っても肌がこすれにくいという口コミが見られました。
第5位と比べると腰のベルトが無いぶん、はいたときの締め付けはやわらかめです。
ポケットは付いていないので、ジェルを持って走るならポーチが必要になります。
Amazonで1万円前後のコンプレッションタイツで、膝を支えつつ締め付けは控えめにしたい人に向いています。
アシックス ENERGY SAVINGロングタイツ 2011C283 メンズ
膝に沿ったV字の支えで長距離向け
練習用に安く始めたい人におすすめのコンプレッションタイツ
第7位 ミズノ バイオギアタイツ 3千円台で買える練習用

まずは安くコンプレッションタイツを試してみたい人には、3千円台で買えるミズノのバイオギアがおすすめです。
脚にぴったり張り付いて筋肉の揺れを抑えるタイツで、汗を吸ってすぐ乾く生地と紫外線をカットする生地が使われています。
私は平日のジョギング用にこのタイツを2本持っていて、洗い替えにしています。
1万円を超えるタイツを毎日の練習で使うのは気が引けるので、普段の練習はこれ、レースは第1位と使い分けています。
光沢を抑えた生地なので、ショートパンツの下にはいても目立ちません。
気になる点は、膝を支えるラインが無いことです。
フルマラソンの本番で膝の不安を減らしたいなら、上位のタイツのほうが合います。
練習量が多く、洗い替えを用意したいマラソンランナーにおすすめのタイツです。
洗い替えにも買いやすい練習用タイツ
マラソン向けコンプレッションタイツ7本の比較表
膝の支えを重く見るならCW-Xとアシックス、着圧の強さならSKINSと2XUが上に来ます。
| 商品 | 価格の目安 | 膝の支え | 締め付けの強さ | はきやすさ | 向いている距離 |
|---|---|---|---|---|---|
| CW-X ジェネレーターモデル2.0 | 1万5千円台 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | フルマラソン |
| 2XU MCSランコンプレッションタイツ | 1万6千円台 | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | フルマラソン |
| SKINS SERIES-3 | 1万円台 | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ハーフからフル |
| C3fit コンプレッションロングタイツ | 1万円台 | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ハーフからフル |
| アシックス MMSスタビリティタイツ | 9千円台 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | 初めてのフル |
| アシックス ENERGY SAVINGロングタイツ | 1万円前後 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | フルマラソン |
| ミズノ バイオギアタイツ | 3千円台 | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | 普段の練習 |
マラソン当日に新品のコンプレッションタイツはおすすめしない
買ったばかりのタイツは、レースの前に一度20km以上の練習ではいて、締め付けとこすれを確かめておきます。
ウエストのひもの結び目や縫い目が当たる場所は、長く走ってみないと分かりません。
20km走で問題が無ければ、本番の42.195kmでも同じようにはけます。
レースの2週間前までに買っておくと、練習で試す時間が取れます。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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