ゴールドジムのリストラップを買ったものの、どこにどのくらいの強さで巻けばいいのか分からない。そんな状態でベンチプレスに入ると、手首が反ったまま重さを受けてしまいます。リストラップは、巻く位置と1周目の強ささえ合っていれば、初めてでもきちんと手首を支えてくれます。ここでは、ゴールドジムのリストラップの使い方を、巻き方の流れと気をつけたいところに分けて紹介します。
ゴールドジムのリストラップは押す種目で手首を固める
ゴールドジムのリストラップは、ベンチプレスのような押す種目で手首を固めるためのサポーターです。
重いバーベルを押すときに手首が後ろに反りすぎるのを防ぎ、重さを腕へまっすぐ伝えるために使います。
手首が反ったまま重さを受けると、負担が手首の関節に集まります。
リストラップで手首を固めておくと、胸や肩の筋肉に力を入れることに集中できます。
ここで多いのが、名前の似ている「リストストラップ」との取り違えです。
ゴールドジムでもこの2つは別の商品として売られています。
| 名前 | 使う種目 | 役割 |
|---|---|---|
| リストラップ | ベンチプレスなど押す種目 | 手首を固めて反りを防ぐ |
| リストストラップ | デッドリフトなど引く種目 | バーに巻き付けて握る力を補う |
手首に巻く布という見た目は似ていますが、使う種目が反対です。
デッドリフトや懸垂で握る力を助けたいなら、リストラップではなくリストストラップのほうを選んでください。
ゴールドジムのリストラップの巻き方は4ステップ
ゴールドジムのループ付きリストラップは、親指にかける輪とマジックテープが付いたタイプです。
親指にループをかけ、1周目を強く巻き、残りで強さを調整してテープで止める流れで巻きます。
左右1組なので、片手ずつ同じ流れで巻いていきます。
ステップ1 ロゴが読める向きでループを親指にかける
手を下ろしたときに、ゴールドジムのロゴが読める向きにして、ループを親指にかけます。
向きを逆にすると、巻き終わりのマジックテープが手首の外側にこないことがあります。
最初の数回は、巻く前に向きを確かめる癖をつけておくと後がラクです。
ステップ2 手首の関節にかかる位置で1周目を強く巻く
ループを親指にかけたまま、軽く引っ張りながら手首に1周巻きます。
この1周目がいちばん大事で、ここでしっかり強く巻いておくと手首が固まります。
巻くときは手首を少し内側に曲げておくと、ラップがたるみにくくなります。
ステップ3 2周目以降で強さを調整する
2周目からは、引っ張る強さで固定の度合いを変えます。
重い重量を扱うセットなら強めに、軽めのセットなら少しゆるめに巻きます。
ループ付きリストラップの長さは約50cmで、手首の太さにもよりますが2周から3周ほど巻けます。
ステップ4 マジックテープを止めてループを外す
巻き終わりのマジックテープを、ずれないように押さえて止めます。
止めたあとは、ループを親指から外しておくのがおすすめです。
ループをかけたままだと、バーを握ったときに親指の付け根が引っ張られて握りにくくなります。
動き始める前に、テープがしっかり止まっているかもう一度確かめてください。
リストラップを巻く位置は手首の関節をまたぐところ
リストラップでいちばん多い失敗は、巻く位置が低すぎることです。
ラップの幅で手首の関節をまたぐように、手のひらに近い高めの位置に巻くのが正しい位置です。
腕時計をつけるあたりに巻いてしまうと、関節が自由に動くので手首が反ってしまいます。
これではリストラップを巻いている意味がほとんどありません。
手首の関節がラップの真ん中あたりにくるように巻いてみてください。
パワーリフティングの大会では、手の甲にかぶせてよい幅が決められています。
大会に出る予定がないなら、ジムでの練習では気にしなくて大丈夫です。
リストラップの使い方は重いセットだけ巻くのが基本
リストラップは、ジムにいる間ずっと巻いておくものではありません。
ウォーミングアップの軽いセットでは巻かず、手首に負担のかかる重いセットに入るときだけ巻くのが基本の使い方です。
使い始める重さの目安として、ベンチプレスで70kgから80kgあたりを挙げる人が多いです。
ただ、体重や筋力で負担の感じ方は違うので、手首が反りそうだと感じたら軽めの重さでも巻いてかまいません。
リストラップがよく使われるのは、次のような押す種目です。
- ベンチプレス
- ダンベルプレス
- ショルダープレス
- ディップス
スクワットでバーベルを担ぐときに、手首が反ってつらい人がリストラップを巻くこともあります。
反対に、背中を鍛える引く種目では、リストラップを巻いても握る力は助けてくれません。
リストラップはセット間にほどいて血流を戻す
ゴールドジムのリストラップを使うときに、いちばん気をつけてほしいのがセットの合間の扱いです。
リストラップは手首にきつく巻くものなので、セットとセットの間はできるだけほどいて血流を戻してください。
きつく巻いたまま何分も過ごすと、手の先がしびれたり、指の色が変わったりすることがあります。
次のセットの直前に巻き直す流れにすると、毎回同じ強さで巻けるのもメリットです。
初めて使うときは、つい力いっぱい巻きがちです。
手がうっ血しないくらいの強さを目安にして、1周目だけ強く、2周目からは少しゆるめるくらいで十分です。
手首通しタイプのリストラップは輪に手を通してから巻く
ゴールドジムのリストラップには、ループ付きのほかに、手首を通す輪が付いた短いタイプもあります。
手首通しタイプは、輪に手をスッポリ通して手首に合わせてから、その上に残りの部分を巻いて止めます。
親指にかける手間がないので、つけ外しが早いのがこのタイプのよいところです。
押さえはソフトめで、手首が細い人や、かさばらない短いタイプを使いたい人に向いています。
一方で、重い重量でガッチリ固めたいなら、長さのあるループ付きのほうが2周目以降で強さを調整できます。
自分が扱う重さと、つけ外しの手間のどちらを優先するかで選び分けてください。
次のベンチプレスでゴールドジムのリストラップを試す流れ
ここまでの使い方を、ジムでそのまま試せる流れにまとめ直します。
軽いセットは巻かずに行い、重いセットの前に高めの位置で1周目を強く巻き、終わったらほどくの3つを守れば十分です。
- ウォーミングアップは巻かずに軽い重さで始める
- 重いセットの前に、ロゴが読める向きでループを親指にかける
- 手首の関節をまたぐ高さで、1周目を強く巻く
- 2周目以降で強さを調整し、マジックテープで止めてループを外す
- セットが終わったら、すぐにほどいて休む
1回目は巻く強さがつかみにくいので、2セットくらい試しながら強さを変えてみてください。
手首が反らずにバーを押せる強さが見つかれば、それがあなたにとってちょうどよい巻き方です。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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