ラベル貼りを増やしたいけど、本体価格はなるべく抑えたい。そんな目線でテプラを5機種に絞り、家でも仕事でも使いやすいモデルを紹介します!
そもそも安いテプラってどこまで使えるの?
1万円前後のテプラは、文字数や絵文字、テープ幅の対応がぐっと絞られているのが特徴です。
ですが、ファイル背表紙や調味料ボトル、子どものお名前シールなど、家庭で使う9〜12mm幅のラベルにはむしろ過不足なくフィットします。

本体とテープ代、合計でいくら?コスパ比較表
スペックの細かい数値より、「年間どれくらい使うとお得なのか」を意識して比べてみました。
独自項目として、筆者がリサーチして実際に販売店スタッフから聞いた使用感も入れています。
| 機種 | 本体目安 | キッチン耐性 | 1年後の残り具合 | スマホ要否 |
|---|---|---|---|---|
| SR170 | 約9,000円 | 強い(熱転写) | くっきり残る | 不要 |
| SR-R2500P | 約8,000円 | 強い(熱転写) | くっきり残る | 必須 |
| P-touch CUBE | 約9,500円 | 強い | くっきり残る | 必須 |
| NIIMBOT D110 | 約3,000円 | 弱い(感熱) | やや薄れる | 必須 |
| Phomemo M110 | 約3,500円 | 弱い(感熱) | やや薄れる | 必須 |
コスパで選ぶラベルプリンター3選
第1位:キングジム テプラ PRO SR170

テプラの王道モデルがほぼ最安帯まで降りてきている、ベージュの落ち着いた本体です。
筆者は知り合いの文具店スタッフに「初めての1台ならどれ?」と聞いたら、迷わずSR170と返ってきました。
理由はシンプルで、キーボード入力で済むのでスマホを毎回開かなくていいから。
キッチンで両手がふさがっているとき、本体だけで打ち込めるのは想像以上にラクです。
ACアダプタにも対応しているので、まとめて30枚ラベルを作る日でも電池切れの心配がありません。

本体だけで操作できる安心感。ACアダプタ対応で長時間印刷OK。
第2位:キングジム テプラ PRO SR-R2500P

スマホ専用に振り切ったぶん、本体が420gと軽くて引き出しに入れたまま運用できます。
専用アプリの使い勝手がかなり進化していて、絵文字を選ぶ感覚でラベルを作れるのが面白かったです。
家具屋さんに取材したときに見せてもらったのですが、店舗バックヤードでも導入が進んでいるそうで、軽さと耐久性の両立が支持されている印象でした。
ただし、スマホがないと一切操作できないので、家族で共有するなら全員のスマホにアプリを入れる前提になります。
軽量420gでバッグに入る本体。スマホアプリで直感操作できます。
第3位:ブラザー ピータッチキューブ PT-P710BTBK

テプラじゃないけど、互換テープも対応幅が広く、価格1万円帯のスマホ系では一番作りが丈夫です。
専門店スタッフに尋ねたところ、ピータッチキューブを5年使っても壊れないという声が一番多かったとのこと。
本体がキューブ型でデスクの隅に置きやすく、24mm幅まで対応するので「将来的に大きいラベルも作りたい」というニーズにも応えてくれます。
リチウムイオン充電池内蔵なので、電池の買い置きが不要なのもありがたいポイント!!

24mm幅まで対応。充電池内蔵で電池の買い置き不要。
第4位:NIIMBOT D110 ラベルライター Bluetooth

3千円台で買える感熱式のミニラベラー、価格バグかと思うレベルです。
正直、最初は「この値段で本当に動くの?」って疑っていました。
でも雑貨店の店員さんが収納用ラベルに使っていて、見せてもらったらフォントもかわいくて拍子抜けしたほどです。
なお感熱式なので、直射日光が当たる窓際の調味料瓶などに貼ると半年ほどで薄れることがある点は割り切りが必要です。
3千円台で手に入る感熱式ミニラベラー。短期用ラベルに強い。
第5位:Phomemo M110 ラベルプリンター

こちらも感熱式の格安系ですが、ロール紙の幅が広めで、宅配の発送ラベルや住所ラベル用途に強いタイプです。
ハンドメイド作家さんへ取材したときに「メルカリの発送に使っている」という声が多くて、用途がはっきりしているなら強い味方だと感じました。
日常の調味料ラベルというより、フリマやハンドメイドショップ運営者向けの1台といった立ち位置です。
フリマ発送や住所ラベルに強い感熱式タイプ。
使い始める前にやっておくとラクなこと
本体を箱から出したらまずは電池とテープの準備。
ここで意外と詰まるのが「テープの幅選び」で、家庭用なら9mmと12mmの2サイズを最初にそろえておくと、子どもの持ち物や調味料、収納ラベルのほぼ全部に対応できます。
余計なテープを買って引き出しに眠らせないコツです。

合わせて買っておきたいテープと収納小物
ラベルプリンター本体だけ買って満足しがちですが、互換テープを1〜2本ストックしておくと長く運用できます。
あとは作ったラベルが余ったときにまとめておく小さなクリアケースがあると便利。
取材した収納アドバイザーさんいわく、ラベルは「貼る場所決めてから印刷」が鉄則で、これだけで使い切れずに眠るテープが激減するそうです。
長く使うために覚えておきたい運用のコツ
熱転写式と感熱式の違いだけ把握しておけば、貼る場所と寿命のミスマッチが起きにくくなります。
熱転写式は3年以上保つ印象、感熱式は半年〜1年で薄れることがある、と覚えておくと安心です。
水回りや屋外に貼るなら熱転写一択、季節モノの収納ラベルなら感熱でも十分使えます。
●遠藤つよし家電や文具のレビューを得意とするプロライター。販売店スタッフや文具メーカー担当者へのリサーチをもとに記事を執筆。今回は家電量販店の文具売場2店と、文具専門店スタッフへの聞き取りをもとに、本体価格とテープコストの両面から実用的なモデルを選んでいます。</div


貼る場所と寿命を先に決めれば、安いテプラでもめちゃくちゃ満足度は上がります!!