3Dプリンターでつや消しの仕上がりが欲しくてマットPLAに手を出しました。 実際に印刷してみたら積層痕が目立たなくて感動!!
マットPLAを使い始めたきっかけと印刷してみた感想
普通のPLAで作品を作っていたんですが、どうしてもテカテカした表面が気になっていました。 フィギュアやデスク周りの小物に使いたいのに、プラスチック感が抜けない。 そんなとき友人が「マットPLAいいよ」と教えてくれて、試しに1巻買ってみたのが始まりです。

印刷の設定は普通のPLAとほぼ同じでOKです。 ノズル温度は200〜220℃あたり、ベッド温度は60℃前後で問題なく定着しました。 特別な設定なしで使えるのがマットPLAのありがたいところです。
マットPLAフィラメントのおすすめ5選!【2026年4月】
各メーカーのマットPLAを実際に使い比べた結果をランキングにしました。 色味やフィラメントの巻き品質、印刷後の表面仕上がりを総合的に評価しています。
第1位:ELEGOO マットPLAフィラメント 1.75mm 1kg アイスブルー

開封した瞬間、巻きがめちゃくちゃ丁寧で驚きました。 スプールの回転もスムーズで、AMS(自動フィラメントシステム)でも詰まりゼロでした。 アイスブルーの色味は落ち着いたくすみブルーで、小物を印刷すると雑貨屋の商品みたいに仕上がります。

印刷後の表面は本当にサラサラで、指で触ると陶器みたいな手触りです。 価格も2,000円台でこの品質は控えめに言って神です!! ただ、湿気には弱めなので開封後は乾燥剤と一緒に保管してください。
サラサラ質感とくすみカラーが魅力のマットPLA
第2位:OVERTURE マットPLAフィラメント 1.75mm 1KG マットチョコレート

OVERTUREのマットPLAは「フロステッドテクスチャー」と名付けられていて、触った感じが少しザラッとしています。 チョコレートカラーで印刷したデスクトレイは、木の質感に近くて来客に「これ3Dプリンターで作ったの!?」と聞かれました。
ただ正直、印刷速度を上げすぎるとちょっと糸引きが出やすい印象がありました。 60mm/s以下で印刷するときれいに仕上がります。 色のバリエーションも豊富なので、インテリア系の作品を作りたい方には向いています。
フロステッド仕上げで木製風の作品づくりに
第3位:eSUN マットPLAフィラメント 1.75mm 1KG マットアーモンドイエロー

eSUNは3Dプリンター界隈では老舗メーカーで、フィラメントの安定性に定評があります。 このアーモンドイエローで花瓶を印刷してみたんですが、柔らかいクリーム色がかわいくて、リビングに飾ったら妻に褒められました。

注意点としては、eSUNのマットPLAは他社より少しだけ柔らかい気がしていて、印刷直後にパーツを外そうとするとたまに変形します。 しっかり冷ましてから取り外すのがコツです。
老舗メーカーの安定品質でインテリア映え抜群
第4位:Creality CR-PLA マットフィラメント 1.75mm 1KG マットブラック

Crealityのプリンターを使っている方なら相性バッチリのマットPLAです。 マットブラックでスマホスタンドを印刷したら、家電量販店で売ってるような見た目になって自分でもびっくりしました。

印刷品質は問題ないんですが、正直スプールの巻きが少し雑なところがあって、たまにフィラメントが絡まりかけることがありました。 印刷前にスプールの状態を確認しておくと安心です。 価格は安めなのでコスト重視の方には合っています。
Crealityユーザーなら相性抜群のマットブラック
第5位:Bambu Lab マットPLA フィラメント 1.75mm 1kg アッシュグレー

Bambu Labは3Dプリンター本体の評判がすごく高いメーカーで、フィラメントもAMS対応で使い勝手が良いです。 アッシュグレーで印刷したペン立ては、コンクリート風の見た目になって「これ本当にプラ?」って二度見しました。
ただし他メーカーより価格が高めで、1巻3,000円を超えることも多いです。 品質は間違いないので、Bambu Labのプリンターを使っている方やAMSで自動切り替えしたい方には最高の選択肢です。
AMS自動認識で設定ミスなし、コンクリ風の仕上がり
マットPLAフィラメントを選ぶときに気をつけたいこと
マットPLAはメーカーごとに質感がけっこう違います。 ここでは実際に使い比べてわかった選ぶときの注意点を紹介します。
| メーカー | マット感の強さ | 巻き品質 | AMS対応 | 印刷しやすさ |
|---|---|---|---|---|
| ELEGOO | ★★★★★ | ★★★★★ | ○ | ★★★★★ |
| OVERTURE | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ○ | ★★★★☆ |
| eSUN | ★★★★☆ | ★★★★★ | ○ | ★★★★☆ |
| Creality | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ○ | ★★★★☆ |
| Bambu Lab | ★★★★★ | ★★★★★ | ◎(RFID) | ★★★★★ |

色選びも大事なポイントです。 マットPLAはツヤがない分、明るい色だと積層痕がやや見えやすくなります。 グレーやブラック、くすみカラーを選ぶと仕上がりがワンランクきれいになりますよ。
マットPLAフィラメントがハマる印刷シーン
マットPLAが本領を発揮するのはこんな場面です。
- デスク周りの小物(ペン立て、ケーブルホルダー、コースターなど)
- フィギュアやミニチュアの塗装前ベース
- キーボードのリストレストやキーキャップ
- インテリア雑貨(花瓶、フォトフレームスタンドなど)
- プレゼント用の小物(名前入りプレートなど)
逆に、透明感が欲しいパーツや耐久性が必要な部品にはマットPLAは向いていません。 そういった用途ではPETGやABSを選んだほうが良いです。

マットPLAと合わせて揃えたいアイテム
マットPLAをきれいに使い続けるために、一緒に買っておくと便利なアイテムを紹介します。
密閉保管バッグ:使いかけのフィラメントをシリカゲルと一緒に入れて保管。 ジップロック的なやつでOKです。
ノズルクリーニングニードル:フィラメントを切り替えるときにノズルに残りカスが詰まることがあるので、細い針があると便利です。

●遠藤つよし筆者の遠藤つよしです。 3Dプリンターや周辺機器を得意分野としています。 今回はフィラメント販売店やメーカー担当者へのリサーチをもとに、各社マットPLAの違いを比較しました。 読者が自分の用途に合ったフィラメントを選べるよう、実際の印刷結果をベースにお届けしています。


