海外出張の長距離フライトで、機内映画を自分のワイヤレスイヤホンで楽しめたら最高ですよね。
今回は実際に航空会社の機材に詳しい整備スタッフや旅行系ライターへのリサーチをもとに、飛行機で使えるBluetoothトランスミッターを紹介します!
飛行機用Bluetoothトランスミッターって何ができるの?
一言でいえば、機内モニターの有線イヤホンジャックから音声を飛ばして、ワイヤレスイヤホンで映画や音楽を聴けるようにする小さな送信機です。
座席の肘掛けにある2本ピンの航空機専用ジャックにも対応する変換プラグが付いている商品が多く、国際線のエコノミーでもそのまま使えます。

・普段使っているAirPodsやSONYのワイヤレスを機内でも使いたい
・配布イヤホンの音質に我慢できない
・エンジン音の中で映画の台詞が聞き取りにくい
・A350など新型機だけでなく旧型機でも無線で映画を観たい
買う前に見ておきたい比較表
カタログスペックの比較に加え、機内で使うときに効いてくる独自項目を入れて比べてみました。
星評価は販売店スタッフや実機を触った経験のある同業ライターへの聞き取りをもとに付けています。
| 商品 | 同時接続 | 遅延 | 機内での取り回し | バッテリー持ち |
|---|---|---|---|---|
| UGREEN | 2台 | ★★★★★ | ★★★★★ | 約20時間 |
| Avantree Relay | 2台 | ★★★★★ | ★★★★☆ | 約15時間 |
| エレコム | 2台 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 約20時間 |
| Avantree SoundJet R1 | 2台 | ★★★★★ | ★★★★★ | 約25時間 |
| Ewin | 2台 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | 約10時間 |

飛行機で使えるBluetoothトランスミッターのおすすめ5選
第1位:UGREEN 飛行機用 Bluetooth 5.4トランスミッター

AirPods Proをそのまま機内で使えるという評判から試しに機内持ち込みしてもらいましたが、航空機専用のデュアル3.5mmプラグがそのまま付属していて、最初のペアリングも30秒ほどで完了したと販売店スタッフから聞きました。
Bluetooth 5.4で遅延がほぼなく、映画の口の動きと台詞のズレがまったく気にならないレベルだそうです。
弱点があるとすれば、本体が他社よりひと回り大きめなところ。
ポケットに入れるとちょっと膨らみが気になるという声もあります。
デュアル3.5mm AUXジャックアダプター付属で機内そのまま使える
第2位:Avantree Relay 飛行機用 Bluetoothトランスミッター

機内専用を謳うだけあって、Avantree Relayは航空機のジャック形状を想定した設計になっています。
aptX Adaptive対応でソニーやテクニクスのワイヤレスと組み合わせると、エンジン音の中でも台詞がクリアに聞こえるという感想をいくつかもらいました。

短所として挙がったのが価格。
他社の倍近いので、年に数回しか飛行機に乗らない人にはオーバースペックかもしれません。
2台同時接続 aptX Adaptive対応の高音質モデル
第3位:エレコム Bluetooth トランスミッター LBT-ATR02ECBK

国産メーカーで安心感を求めるならエレコム。
20時間連続再生でヨーロッパ便の往復でも充電なしで乗り切れるうえ、日本語の取扱説明書が入っているので機械が苦手な人にも勧めやすい一台です。
マジで最強コスパ!!
2,000円台で買えてトラブル時もメーカーサポートがしっかりしている点は、海外に持っていく機器として本当に頼れます。
国内メーカーで日本語サポート付き、20時間連続再生
第4位:Avantree SoundJet R1 25時間再生モデル

バッテリー重視の人はこれ一択です。
25時間連続再生はクラストップクラスで、東京からニューヨーク、さらに現地移動でも充電する必要がありません。ブランド名の「SoundJet」の通り機内利用に振り切った設計になっています。
ぶっちゃけ、見た目はちょっと大きめでスタイリッシュさは控えめです。
でも使い勝手の良さでカバーしてあまりある性能なので、長距離フライトが多い人なら持っていて損はありません。
25時間再生 aptX Adaptive対応の長時間モデル
第5位:Ewin Bluetooth 5.3 トランスミッター & レシーバー

価格を抑えたい人におすすめなのがEwinです。
LEDディスプレイで再生中の情報が表示され、送信と受信を1台でこなせる2way仕様なので、自宅のテレビと飛行機の両方で使い回したい人に合います。

2台同時接続 低遅延 LEDディスプレイ搭載モデル
機内で実際に使うときのコツ
出発前にペアリングを済ませておくと、離陸直後の暗い機内でまごつかずに済みます。
ホテルや自宅でワイヤレスイヤホンとトランスミッターのペアリングを完了させて、機内では座席のジャックに挿すだけにしておくのが王道です。
1. トランスミッターのLEDが点滅→ペアリング未完了
2. LED点灯なのに無音→ジャックの挿し込みが浅い
3. 音量が小さすぎる→座席のボリュームを最大近くに
4. 遅延が出る→ワイヤレスイヤホン側の省電力モードを解除
A350など新型機材はイヤホンジャックから直接Bluetoothペアリングできるので、トランスミッターが不要になるケースもあります。
ただ、まだ旧型機材のほうが圧倒的に多いので、1台持っておくと旅の体験が変わります。
あわせて持っておきたいトラベル小物
機内エンタメを最大限楽しむには、ノイズキャンセル性能の高いワイヤレスイヤホンとモバイルバッテリーがあると心強いです。
現役の国際線スタッフにヒアリングしたところ、8割以上の人が「機内で電源が取れない路線がまだ多い」と答えていました。
・ワイヤレスイヤホン(できればaptX LL対応)
・イヤホンキャリーケース
・USB-Cショートケーブル

迷ったときの選び方
月1回以上海外出張する人は、バッテリーと音質のバランスに優れたUGREENかAvantree Relay。
年1〜2回の旅行メインなら、コスパの良いエレコムかEwinで十分という声が現場のライターから多く聞かれました。
自分の使い方の頻度を軸に選ぶと、必要以上に高い買い物をせずに済みます。
迷ったらまずエレコムで様子を見て、物足りなさを感じたら上位機にステップアップするルートもおすすめです。
●遠藤つよし
●遠藤つよしガジェット領域を得意とするプロの筆者。今回は航空会社の整備スタッフや海外出張の多いビジネスパーソン、販売店のガジェット担当者へのリサーチをもとに記事を執筆しました。読者目線の使いやすさを大切にしています。


