ASAフィラメントのおすすめ5選!【2026年4月】

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ASAフィラメント、屋外に置くパーツを3Dプリンターで作りたいなら避けて通れない素材です。 今回は実際に使ってみて「これはいいな」と感じたASAフィラメントを5つ紹介します!

ひろあき
ひろあき
ASAってABSの上位互換みたいに言われるけど、メーカーによって印刷の難易度がかなり違うんですよね。 そのあたりも含めて紹介していきます!

ASAフィラメントを選ぶときに見るべき3つのこと

ASAフィラメントはABSと似ていて、印刷時の反りや臭いが気になる素材です。 だからこそ、フィラメント選びで印刷の成功率が大きく変わります。

まず気にしたいのが「反りにくさ」です。 ASAは基本的にエンクロージャー付きのプリンターで使う素材ですが、メーカーによって反りの出方が全然違います。 OVERTUREやeSUNは比較的反りが少ないという声が多く、初めてASAを試す方には向いています。

次に「臭い」です。 正直、ASAの印刷中の臭いはABSよりマシとはいえ、けっこう気になります。 換気は必ずしてください。

選ぶときのチェックポイント
エンクロージャー付きプリンターとの相性を確認する。 ノズル温度240〜270℃に対応しているか。 反りの少なさはレビューや口コミで事前に調べておくのが安心です。
りえ
りえ
私の周りだと「最初はPolymakerかOVERTUREで試してみて」ってアドバイスされる人が多いです。 安いものでまず印刷条件を出すのが近道ですよ。

3つ目は「価格と容量」です。 ASAフィラメントはPLAより高めの価格帯なので、1kgあたりの値段を見て比較するのが大事です。 練習用に安いものを1本、本番用にちょっと良いものを1本、という買い方がおすすめです。

ASAフィラメントのおすすめランキング5選

第1位:Polymaker PolyLite ASA 1.75mm ブラック

Polymaker PolyLite ASA
ASAフィラメントの中では知名度が高く、3Dプリンター界隈では「まずPolymakerから試す」という人が多い印象です。 実際に印刷してみると、反りの少なさにまず驚きました。 エンクロージャーありのCrealityで試したところ、ベッド温度100℃、ノズル250℃で1発目からほぼ反りなしでプリントできました。

表面の仕上がりもマットで綺麗です。 屋外で使うプランターカバーを作ったんですが、3ヶ月経っても変色がほとんど見られません。

PolyLite ASAの特徴
反りが少なく初心者でも扱いやすい。 UV耐性が高く屋外使用に向いている。 マットな表面仕上がりで見た目も良好です。
ひろあき
ひろあき
控えめに言って神です。 ASA初心者はまずこれ買っとけば間違いないと思います!!

ただし、カラーバリエーションが限られているのが惜しいところです。 黒やグレー以外の色が欲しい場合は他メーカーも検討してみてください。

第2位:OVERTURE ASA フィラメント 1.75mm 1kg

OVERTURE ASA フィラメント
OVERTUREはコスパの良さで有名なフィラメントメーカーです。 ASAフィラメントも例外ではなく、Polymakerより少し安めの価格設定がありがたいです。 開封した瞬間の臭いはASA特有のものがありますが、印刷中はエンクロージャーを閉めていればそこまで気になりません。

ノズル250℃、ベッド100℃で印刷したところ、多少の反りはあったものの許容範囲内でした。 ただ、1層目の定着にちょっとコツが要ります。 糊スティックを塗っておくと安定感が増すので試してみてください。

りえ
りえ
正直、Polymakerとどっちがいいかは好みの問題だと思います。 価格重視ならOVERTURE、安定感重視ならPolymakerという感じですね。

表面の仕上がりはPolymakerよりほんの少しざらつきがありますが、ヤスリで整えれば問題ないレベルです。 カラーもPolymakerより多いので、色付きの屋外パーツを作りたい方には向いています。

第3位:eSUN ASAフィラメント 1.75mm 1KG ブラック

eSUN ASAフィラメント
eSUNは中国のフィラメントメーカーですが、品質の安定感は業界でもトップクラスです。 PLAやPETGで使ったことがある人も多いと思います。 ASAも同様に安定していて、印刷条件さえ合えば反りもほとんど出ません。

自分がeSUNのASAで印刷して一番びっくりしたのは、層間の密着度の高さです。 完成品を手で曲げてみても、層間で割れる気配がないんですよね。 屋外用のブラケットを作ったんですが、ビス止めしても割れずにしっかり固定できました。

eSUNのASAは真空パック梱包ですが、開封後は湿気を吸いやすいので、ドライボックスでの保管が必須です。 開封して3日放置したら、プチプチ音が出て印刷品質がガクッと落ちました。

ぶっちゃけ、見た目の仕上がりだけならPolymakerのほうが綺麗かなとは思います。 でも強度重視のパーツを作るならeSUNは頼りになります。

第4位:iSANGHU ASA フィラメント 1.75mm 1kg

iSANGHU ASA フィラメント
iSANGHUは知名度こそ低いですが、Amazonで地味にレビュー評価が高いメーカーです。 アーミーグリーンやオリーブといった珍しいカラーがあるのが特徴で、他メーカーにはない色味を求めている人にはかなり刺さると思います。

実際に印刷してみると、ノズル温度はやや高めの255℃くらいがちょうど良かったです。 240℃だと定着が弱くて、1層目が剥がれることがありました。 温度を上げたら一気に安定したので、温度設定がシビアな印象です。

ひろあき
ひろあき
正直、最初に買うASAとしてはちょっと上級者向けかなと感じました。 でも色のバリエーションは本当に魅力的なので、2本目3本目に試す価値はあります。

耐候性についてはPolymakerやeSUNと同等レベルで問題なしです。 ただ、スプールの巻きが少しゆるいことがあって、フィラメントが絡まるトラブルが1回ありました。 使い始めにスプールの状態を確認しておくと安心です。

第5位:Creality Hyper ASAフィラメント 1.75mm 1kg

Creality Hyper ASAフィラメント
Crealityは3Dプリンター本体のメーカーとして有名ですが、フィラメントも自社で出しています。 Hyperシリーズは高速印刷を売りにしていて、K1シリーズなどの高速機との組み合わせを前提に作られています。

印刷速度300mm/sで試してみたところ、確かに他のASAフィラメントよりブツブツ感が少なく、表面が滑らかでした。 高速印刷でASAを使いたいならCrealityの純正フィラメントは相性が良いと感じます。

りえ
りえ
Crealityのプリンターを使っている人なら、まずは純正ASAで印刷条件を出してから他メーカーに広げるのが効率的ですよ。

弱点を挙げると、他メーカーのプリンターとの相性はやや未知数です。 Bambu LabのA1 miniで試したら少し反りが出たという報告もあるので、Creality以外のプリンターを使っている方は念のためテスト印刷をしてから本番に臨んでください。

ASAフィラメント5製品をサクッと比較

製品名 価格帯 反りにくさ 表面の綺麗さ 初心者の扱いやすさ カラーの豊富さ
Polymaker PolyLite やや高め ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★☆☆
OVERTURE ASA お手頃 ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★★★
eSUN ASA お手頃 ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★☆☆
iSANGHU ASA お手頃 ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★★★★
Creality Hyper ASA やや高め ★★★★☆ ★★★★★ ★★★★☆ ★★★☆☆
ひろあき
ひろあき
「反りにくさ」と「初心者の扱いやすさ」は実際に印刷して何回か試した上での評価です。 正直、eSUNとOVERTUREはほぼ同点で迷いました。

ASAフィラメントで印刷するときに気をつけること

ASAフィラメントはPLAのように「とりあえず印刷」ではうまくいかない素材です。 印刷前の準備がかなり大事なので、3つの注意点を頭に入れておいてください。

まず、エンクロージャーはほぼ必須です。 密閉された空間で印刷しないと、温度差で反りが発生します。 エンクロージャーがないプリンターの場合は、段ボールで簡易的に囲うだけでもだいぶ違います。 実際に段ボールエンクロージャーで試したことがあるんですが、反りが半分くらいに減りました。

ベッド温度は95〜110℃が目安です。 糊スティックやケープ(ヘアスプレー)を塗ると1層目の定着力がグッと上がります。 ノズル温度は240〜260℃の範囲で調整してください。

次に、フィラメントの乾燥です。 ASAは吸湿しやすい素材なので、開封後はドライボックスに入れて保管するのが鉄則です。 湿気を吸ったASAで印刷すると「パチパチ」と音がして、表面がボコボコになります。

りえ
りえ
これ、意外と見落としがちなポイントなんですよね。 「ASAが難しい」と思ってる人の半分は、実はフィラメントの湿気が原因だったりします。

3つ目は換気です。 ASAは印刷中にスチレンのような臭いが出ます。 密閉空間で長時間印刷するなら、換気扇の近くにプリンターを置くか、活性炭フィルター付きのエンクロージャーを使うのが理想です。

ASAフィラメントと一緒に揃えたいアイテム

ASAフィラメントを快適に使うなら、いくつか揃えておきたいものがあります。

あると便利なアイテム
フィラメントドライヤー(湿気対策の必需品) 糊スティックまたはケープ(ベッド定着力アップ) エンクロージャー(温度管理用) 耐熱グローブ(ベッド温度が100℃前後になるため)

個人的に一番買ってよかったのはフィラメントドライヤーです。 開封したASAをドライヤーに入れながら印刷するだけで、プチプチ音がなくなって印刷品質が見違えるほど良くなりました。 ASAを使うなら正直これがないと話にならないレベルです。

ひろあき
ひろあき
フィラメントドライヤーは3,000〜5,000円くらいで買えるものもあるので、ASAデビューと一緒に買っておくのがベストです。

ASAとABSの違い、ぶっちゃけどう?

ASAとABSはよく比較されますが、最大の違いはUV耐性(紫外線への強さ)です。 ABSは屋外に置いておくと数週間で黄変したり脆くなったりしますが、ASAは数ヶ月経ってもほとんど変化がありません。

印刷の難易度はどっこいどっこいです。 どちらもエンクロージャー推奨で、反りやすくて臭いも出ます。 ただ、ASAのほうが若干反りにくいと感じる場面が多かったです。

ASAはABSの弱点だったUV劣化を克服した素材です。 屋外で使うパーツならASA一択、屋内オンリーならABSでも十分です。 価格はASAのほうがやや高いので、用途に合わせて選んでください。

もしかして本当はABSで十分かも?と思う方もいるかもしれません。 でも屋外用パーツを半年くらい使ってみると「ASAにしてよかった」と実感する場面が必ず来ます。 最初の1本はASAで揃えておいて損はないです。

この記事を書いた人
●遠藤つよし
3Dプリンターやフィラメント素材に関する記事を中心に執筆しているライターです。 メーカー担当者や3Dプリンティングショップへのリサーチをもとに、購入前に気になるところをまとめています。 今回は実際に5種類のASAフィラメントを取り寄せて、印刷条件や仕上がりの違いを比較取材しました。
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