そもそもDTM本って必要なの?独学との違い

DTMを始めたいと思ったとき、YouTubeやブログで情報を集める人は多いと思います。 ただ、ネットの情報って体系立てて学ぶには向いていないのが現実です。
「コード進行」で検索したら上級者向けの内容が出てきたり、DAWの操作方法を調べたら古いバージョンの記事だったり。 結局どこまでやれば1曲作れるのか、ゴールが見えないまま時間だけ過ぎていく…なんてこと、経験ありませんか?

DTM本の良いところは、著者が「初心者が躓くポイント」を先回りしてくれていることです。 ネットでは見つけにくい「つまずきの順番」まで設計されているので、遠回りせずに済みます。
DTM本を一覧で比較!自分に合う1冊が見つかる早見表【2026年4月】

DTM本のおすすめ4選はコレだ!
第1位:DTMがわからなすぎる!と思った時に読む本 作曲超初心者のための1曲完成ブック
メーカー:リットーミュージック
タイトルからして「あ、自分のことだ」と思った人、たぶん正解です。 この本はDTMを始めたいけど何もわからない状態の人にドンピシャで刺さります。
読み物としてスラスラ読めるので、電車の中で読み始めたら降りる駅を通り過ぎそうになりました。 「音楽理論なんて全然知らない…」という不安を抱えている人でも、会話形式でサクサク進むので構えなくて大丈夫です。

第2位:いちばんわかりやすいDTMの教科書 三訂版
メーカー:リットーミュージック
「教科書」と名前が付いているだけあって、MIDIの基礎からミキシングの入り口まで、順序立てて学べる構成になっています。 三訂版なので情報も新しく、最近のDAW事情に合わせてアップデートされているのが安心です。
手元に置いて辞書的に使うのにも向いていて、「あれ、コンプレッサーの設定どうだっけ?」みたいな時にパッと開ける。 正直、1回通読しただけでは頭に入りきらない情報量なので、何度も読み返す前提で買うのがおすすめです。

第3位:作りながら覚える 3日で作曲入門2.0
メーカー:ヤマハミュージックメディア
「3日」というタイトル、ちょっと盛ってるんじゃ?と思いながら読み始めたんですが、本当に3日分のカリキュラムが組まれていて、その通りに進めれば1曲の骨組みができる仕組みでした。
1日目にリズム、2日目にコードとメロディ、3日目にアレンジと仕上げ。 この「やることが決まっている安心感」は、何をしていいかわからないDTM初心者にとってめちゃくちゃありがたいです!!

第4位:Ableton LiveではじめるDTM
メーカー:ビー・エヌ・エヌ新社
Ableton Liveを使っている人、もしくはこれから使おうと思っている人にはこの1冊がそのまま操作マニュアルになります。 DAW特化型の本なので、画面のスクリーンショット付きで「ここをクリック」レベルで丁寧に進んでいくのが特徴です。
ぶっちゃけ、Ableton以外のDAW(CubaseやStudio Oneなど)を使っている人には合わないので、そこは注意が必要です。 でもAbleton Liveユーザーにとっては、操作で迷ったときに開けば答えが見つかる辞書みたいな存在になってくれます。

DTM本を120%活かすための読み方のコツ
DTM本の一番もったいない使い方は、読んで「勉強になった」で終わることです。 本を読んでいる時間より、DAWを触っている時間の方が長くないと、なかなか身につきません。
個人的におすすめなのは、「本を読む:DAWを触る=3:7」くらいの比率です。 本はあくまで道しるべで、実際の学びはDAWの画面の中にあります。

DTM本と一緒に揃えておきたいアイテム
DTM本で勉強を始めるなら、環境も一緒に整えておくと効率が段違いです。
モニターヘッドホン:普通のイヤホンだと低音や高音のバランスが正確に聞こえないので、ミキシングの勉強をするなら必須です。 1万円前後のものでも十分使えます。
ノート(アナログ):意外かもしれませんが、コード進行や曲の構成を手書きでメモするのは効果的です。 頭の中が整理されて、DAWに向かったときにスムーズに作業できます。

●遠藤つよし音楽制作機材からPC周辺機器まで、多くの製品をレビューしてきたガジェット系ライター。 今回はDTM関連の書籍を扱う楽器店スタッフや出版社の担当者にリサーチを行い、初心者がつまずきやすいポイントと各書籍の特徴をまとめました。 筆者自身もDTMを趣味で触っており、iPad+互換ペンを使った資格勉強の合間に曲作りを楽しんでいます。





