3Dプリンターのフィラメント、開封したまま放置していませんか? 湿気を吸ったフィラメントは印刷品質がガタ落ちします。 今回は保管グッズを5つ紹介します!
湿気対策が9割!フィラメント保管グッズの選び方
フィラメントの天敵は「湿気」です。 特にナイロンやTPUは吸湿しやすく、放っておくとノズル詰まりや糸引きの原因になります。

正直、最初は「ジップロックにシリカゲル入れておけばいいでしょ」って思ってました。 でもそれだと1ヶ月もしないうちにフィラメントがパキパキ折れ始めるんですよね…
保管グッズを選ぶときに見るべきポイントは3つあります。
乾燥機能の有無:ヒーター内蔵タイプなら、保管しながら乾燥もできて一石二鳥。
収納サイズ:1kgスプールが入るかどうか。 意外とサイズが合わない製品もあるので注意。

乾燥機能付きだと値段が上がるから、フィラメントの種類や使用頻度で使い分けるのが賢いと思います。 PLAだけなら密閉ボックスで十分かも。
以下の比較表も参考にしてみてください。
| 商品名 | 密閉方式 | 乾燥機能 | 1kgスプール対応 | 使い始めの手軽さ | 静音性 |
|---|---|---|---|---|---|
| YOOPAI 収納ボックス | パッキン+バックル | なし | ○ | ★★★★★ | ★★★★★ |
| Comgrow SH02 | 密封+ヒーター | あり(40-70℃) | ○ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| Creality Space Pi | 密封+ヒーター | あり(45-70℃) | ○ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| eSUN eBOX Lite | 密封+送風 | あり | ○ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
| Sovol SH02 | 密封+ヒーター | あり(40-70℃) | ○ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
フィラメント保管グッズのおすすめ5選
第1位:YOOPAI フィラメント収納ボックス 6個セット

6個セットでこの価格は正直びっくりしました。 届いた箱を開けた瞬間、「え、こんなに入ってるの?」って声が出ました。
パッキン付きのバックルでカチッと閉まるので、密閉感はかなりしっかりしています。 4.0Lの容量があり、1kgスプールがちょうど収まるサイズ感。 シリカゲルを一緒に入れておけば、湿度20%台をキープできました。

コスパで選ぶなら間違いなくこれ。 6個あるからPLA、PETG、TPUって素材ごとに分けて保管できるのが地味にありがたい。
6個セットでコスパ抜群の密閉保管ケース
第2位:Comgrow フィラメントドライヤーボックス SH02

保管と乾燥を同時にやりたいならこれ。 150Wのヒーターで40〜70℃まで温度設定ができるので、PLAからナイロンまで素材に合わせた乾燥ができます。
実際に湿気たPETGを6時間ほど入れてみたら、印刷時の「パチパチ音」が消えました。 乾燥しながらそのまま印刷できるのが最大のメリットで、フィラメントを出し入れする手間がなくなります。

ナイロンやTPUをよく使う人にはありがたい機能ですよね。 ただ、PLA中心の人だとオーバースペックかも。
保管しながら乾燥できるヒーター内蔵タイプ
第3位:Creality Space Pi フィラメント収納ボックス兼ドライヤー

Crealityユーザーなら気になるであろうSpace Pi。 見た目がかなりスタイリッシュで、デスクに置いても違和感がないデザインです。
45〜70℃の温度調整に対応していて、乾燥しながらの印刷も可能。 個人的に「おっ」と思ったのは、残量表示機能がついているところ。 フィラメントがあとどれくらいあるか目視で分かるので、印刷途中で切れるリスクが減ります。

見た目のカッコよさは今回紹介する中でダントツ。 機能面でも不足はないけど、値段を考えるとComgrowの方がお買い得感はあるかな。
デザイン性と機能を両方求める方に
第4位:eSUN eBOX Lite フィラメントストレージ ドライボックス

eSUNのeBOX Liteは、温度と湿度をリアルタイムで表示してくれるのが便利です。 「今フィラメントがどんな環境にいるのか」が一目で分かるので、管理が楽になります。
送風式の乾燥機能がついていて、じんわりと湿気を飛ばしてくれます。 ヒーター式ほどの即効性はないけれど、フィラメントへの負担が少ないのは安心。

温湿度表示は地味に嬉しい機能。 ただ正直、乾燥力だけで見ると上位のヒーター式に比べると物足りなさはあります。
温湿度表示付きで管理がしやすいモデル
第5位:Sovol フィラメントドライヤー SH02

Sovolの3DプリンターユーザーにはおなじみのSH02。 Comgrowと似たスペックですが、Sovolブランドの安心感があります。
150Wヒーターで40〜70℃の温度設定が可能。 印刷しながら乾燥できるフィードスルー穴もついています。 開封して電源入れたらすぐ使えたので、初めてドライヤーを買う人にも扱いやすいです。

えっ、この価格帯でヒーター乾燥付きってやばくない!? マジで最強コスパ!!!!
Sovolブランドのヒーター付きドライヤー
買ったらまず最初にやっておくこと3つ
保管グッズが届いたら、すぐフィラメントを入れる前にやっておくべきことがあります。
2. シリカゲルを先に入れて1時間放置:ボックス内の湿度を下げてからフィラメントを入れると効果的。
3. フィラメントの状態を確認する:すでに湿気ている場合は先にドライヤーで乾燥させてから保管すること。

意外とこの「先にシリカゲルだけ入れて放置」をやらない人が多いみたいです。 ひと手間かけるだけで保管の効果がかなり変わりますよ。
フィラメントと一緒に持っておきたいアイテム
保管グッズだけでなく、以下のアイテムも一緒に揃えておくと安心です。
小型デジタル湿度計:ボックス内の湿度を数値で見られるので、「本当に乾燥できているか」が分かります。
真空パック(圧縮袋):長期間使わないフィラメントは真空パックにシリカゲルと一緒に入れておくのが安全。

湿度計は100均でも売ってますが、ぶっちゃけ精度が微妙でした。 Amazonで500円くらいのデジタル式の方がちゃんと測れます。
印刷トラブルを減らすフィラメント管理のコツ
せっかく保管グッズを買っても、使い方を間違えると効果が半減します。 ここでは長く印刷品質を保つためのコツを紹介します。
季節ごとにシリカゲルの状態も確認してください。 梅雨時期はシリカゲルの消耗が早いので、月1回は電子レンジで再生するか新しいものに交換するのが安心です。

保管環境が良くても、プリンターにセットしたまま何時間も放置するとそこから吸湿します。 印刷が終わったらすぐボックスに戻す習慣をつけるのが大事ですよ。
あと、フィラメントの種類によって吸湿スピードが全然違います。 PLAは比較的ゆっくりですが、ナイロンは数時間で影響が出ることも。 自分がよく使う素材の特性を知っておくと、保管の優先順位がつけやすくなります。
●筆者 遠藤つよし 3Dプリンター周辺機器を中心に、メーカー担当者や販売店スタッフへのリサーチをもとに記事を執筆しています。 今回はフィラメント保管グッズについて、実際にメーカー2社に問い合わせて仕様の違いを確認しました。 読者目線で分かりやすい情報をお届けできるよう心がけています。

