シルクPLAフィラメントのおすすめ5選!【2026年4月】

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3Dプリンターの造形物に「高級感」を出したいなら、シルクPLAフィラメントが手っ取り早いです。 光沢のある仕上がりで、置き物やプレゼント用の小物にも使える5つを紹介します!

りえ
りえ
シルクPLAって普通のPLAと何が違うの?って聞かれることが多いので、そのあたりから説明していきますね。

シルクPLAフィラメントってどんな素材?

シルクPLAは、通常のPLAフィラメントに光沢を出す添加剤を混ぜた素材です。 印刷するだけで表面がツルツルと光り、まるで金属やシルク布のような見た目になります。

通常のPLAだと積層痕(印刷の段々模様)がはっきり見えますが、シルクPLAは光の反射で積層痕が目立ちにくくなるのが大きなメリットです。 後処理なしで「見栄えの良い造形物」が作れるので、フィギュアや花瓶、インテリア小物を印刷する人に人気があります。

シルクPLAの基本スペック
ノズル温度:190〜230℃(通常PLAとほぼ同じ) ベッド温度:50〜60℃ 印刷速度:40〜80mm/s推奨(速すぎると光沢が落ちる場合あり)

ただ、シルクPLAには弱点もあります。 通常のPLAより強度がやや落ちるんです。 添加剤の影響で層間の密着がほんの少し弱くなるため、強度が必要なパーツには不向きです。 あくまで「見た目重視」の素材だと思っておいてください。

ひろあき
ひろあき
実用パーツには通常PLAやPETG、見せるための造形物にはシルクPLAという使い分けがベストだと思います。

シルクPLAフィラメント5製品の比較表

製品名 価格帯 光沢の綺麗さ 印刷のしやすさ 糸引きの少なさ 色ムラの少なさ
ELEGOO シルクPLA 普通 ★★★★★ ★★★★★ ★★★★☆ ★★★★★
GEEETECH シルクPLA 安め ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★★☆
SUNLU シルクPLA 安め ★★★★★ ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★★★★
OVERTURE Silk PLA 普通 ★★★★☆ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★☆
TINMORRY シルクPLA 安め ★★★★★ ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★★★☆
りえ
りえ
「光沢の綺麗さ」と「糸引きの少なさ」は実際に同じモデルを印刷して比べた結果です。 糸引きはリトラクト設定でだいぶ変わるので、あくまでデフォルト設定での評価ですよ。

シルクPLAフィラメントのおすすめランキング5選

第1位:ELEGOO シルクPLAフィラメント 1.75mm 1KG

ELEGOO シルクPLAフィラメント
ELEGOOは光造形3Dプリンターで有名なメーカーですが、FDM用フィラメントの品質も高いです。 開封してすぐにシルバーグレーの光沢が目に飛び込んできて、「これで印刷したらどうなるんだろう」とワクワクしました。

実際に花瓶を印刷してみたところ、積層痕がほとんど見えないくらい滑らかな仕上がりでした。 ノズル温度215℃、速度60mm/sで綺麗に印刷できます。 色ムラもなく、全体的にムラのない光沢が出るのがELEGOOの良いところです。

ひろあき
ひろあき
えっ、この値段でこの品質やばくない!? 正直、もっと高いフィラメントと比べても遜色ないレベルです!!

弱点はカラーバリエーションがやや少ないことです。 ゴールドやシルバーが欲しい場合は他メーカーも見てみてください。

第2位:GEEETECH シルクPLAフィラメント 1.75mm 1kg

GEEETECH シルクPLAフィラメント
GEEETECHのシルクPLAはスカイブルーが印象的な1本です。 水色のシルクフィラメントって珍しくて、印刷した造形物は宝石みたいな輝きがあります。

印刷自体は安定していて、210℃あたりで問題なく出力できました。 ただ、ちょっと糸引きが出やすい印象で、リトラクト距離を1mm増やしたら改善しました。 初期設定だと細かいパーツに糸がまとわりつくことがあるので、リトラクト調整は必要です。

GEEETECHのシルクPLAは湿気に弱い傾向があります。 開封後に放置すると光沢が落ちてきたので、密閉袋やドライボックスでの保管を忘れずに。

価格が安めなのはありがたいです。 ぶっちゃけ、色で選ぶならGEEETECHのスカイブルーは他にない絶妙な色味なので一度試す価値はあります。

第3位:SUNLU シルクPLAフィラメント 1.75mm 1kg

SUNLU シルクPLAフィラメント
SUNLUはフィラメントメーカーとして安定した人気があります。 このシルクPLAのホワイトは「パール感のある白」で、真っ白ではなくほんのりクリームがかった上品な色味です。

印刷してみて驚いたのが光沢の強さです。 ELEGOOと同等かそれ以上のツヤ感があって、印刷した小物を友人に見せたら「え、これ3Dプリンターで作ったの?」と驚かれました。

りえ
りえ
正直、光沢だけで言えばSUNLUが一番好みです。 ただ糸引きが他より出やすいので、そこだけ注意が必要ですね。

糸引きが少し出やすいのが惜しいところです。 リトラクト速度を上げるか、トラベル速度を速くすることで改善できますが、デフォルト設定だと気になる場面がありました。

第4位:OVERTURE Silk PLA 1.75mm 1kg

OVERTURE Silk PLA
OVERTUREのSilk PLAはゴールドとシルバーの2色展開です。 特にゴールドはトロフィーや賞品の造形に使うと、かなりリアルな金属感が出ます。

印刷の安定感はシルクPLAの中でもトップクラスで、糸引きがほとんど出ませんでした。 温度210℃、速度60mm/sでストレスなく印刷できます。 「シルクPLAは難しい」と聞いていたんですが、OVERTUREに関してはそんなことなかったです。

ひろあき
ひろあき
印刷のしやすさだけで言えばOVERTUREが頭一つ抜けてます。 シルクPLA初挑戦の人にはまずこれを勧めたいですね。

弱点を挙げるなら、光沢がELEGOOやSUNLUと比べてわずかに控えめな点です。 「ギラギラの光沢」より「上品なメタリック感」を求める方には合っていますが、派手さを求めるなら他を見たほうがいいかもしれません。

第5位:TINMORRY シルクPLAフィラメント 1.75mm 1Kg

TINMORRY シルクPLAフィラメント
TINMORRYはAmazonで人気の高いフィラメントメーカーで、シルクゴールドはかなり派手な金色です。 仏像やドラゴンのフィギュアを印刷したら、想像以上に「金ピカ」になりました。

印刷温度は200〜215℃あたりが綺麗に出ます。 層間の密着は十分で、印刷後に落としたくらいでは割れません。 ただ、SUNLUと同じく糸引きはやや出やすいです。

TINMORRYのシルクゴールドは発色が強いので、小さなパーツだと光沢が強すぎて造形のディテールが見えにくくなることがあります。 大きめの造形物で使うのがベストです。

正直、ゴールドの発色だけならOVERTUREよりTINMORRYのほうが「金!」って感じで目立ちます。 派手にいきたいならTINMORRY、落ち着いた金色ならOVERTUREという選び方です。

シルクPLAを綺麗に印刷するためのコツ

シルクPLAは通常のPLAより少しだけデリケートな素材です。 綺麗な光沢を出すためにいくつかコツがあります。

印刷速度は60mm/s前後がベストです。 速すぎると光沢にムラが出て、遅すぎると糸引きが増えます。 ノズル温度は210〜220℃が多くのメーカーでちょうど良い範囲です。

冷却ファンは100%でOKです。 通常のPLAと同じ感覚で冷却して大丈夫ですが、ブリッジ部分は少し垂れやすいので気をつけてください。

ひろあき
ひろあき
個人的には「花瓶モード(スパイラルモード)」での印刷が一番光沢が綺麗に出ると感じています。 継ぎ目がないので光がムラなく反射するんですよね。

シルクPLAと一緒に揃えておくと幸せになれるもの

シルクPLAの光沢を最大限に活かすなら、いくつかの小物があると便利です。

揃えておきたいアイテム
フィラメントドライヤー(湿気で光沢が落ちるのを防ぐ) マイクロファイバークロス(印刷後の指紋拭き取り用) UVカットスプレー(屋外展示する場合の黄変防止)

もしかして、シルクPLAって見た目だけで実用性ないのかな?と思う方もいるかもしれません。 でもスマホスタンドやペン立てを作ると、デスク周りが一気にオシャレになるので、意外と実用的です。 見た目に満足すると自分のデスクに置きたくなるので、モノ作りのモチベーションが上がりますよ。

この記事を書いた人
●遠藤つよし
3Dプリンターやフィラメント素材に関する記事を中心に執筆しているライターです。 メーカー担当者や3Dプリンティングショップへのリサーチをもとに、購入前に確認しておきたい情報をまとめています。 今回は5種類のシルクPLAを取り寄せて、光沢の出方や糸引きの違いを比較取材しました。
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